勉強きらいなK君が、英語で高得点とれた秘策!

 勉強が大っ嫌いな中1のK君。その勉強嫌いは筋金入り!小学生の時は勉強が嫌い過ぎて、お母さんに無理やり勉強させられた時は、体中がかゆくなってじんましんがでたそうです!!

 

 そんな状態のK君を見て、K君のお母さんは勉強させることをあきらめたそうです。

 

 でも、中学生になったらそんなことは言ってはいられないと入塾されました。

 

 K君は噂通りの勉強ぎらい。

さて...どうやってK君と勉強していこうか...ずいぶん悩み、K君の指導方法を考えました。

 今まであまり勉強してこなかったこともあり、覚えることも苦手。最初は単語を覚えたり、勉強方法を理解するのに他の生徒の5倍くらいの時間がかかりました。

 宿題も最初は少ししかできませんでしたが、K君はとっても真面目。勉強嫌いなのに真面目っておかしいですよね?

でも、真面目で頑張り屋さんなんです!部活にもとっても一生懸命取り組んでいるし、クラスでは学級委員などリーダー的な役割をすすんで引き受けているそうです。

 

 そんなK君も入塾してから、半年近くがたちました。

文法を理解することに時間がかかるので、何枚も「K君スペシャルプリント」を作成し、似たような問題で徹底的に練習を繰り返しました。真面目なので宿題は頑張ってやってきてくれます。その結果、だいぶできるようになったのですが、K君はいつも致命的なミスをします。

 

 それは、「ピリオド、コンマ、クエスチョンマーク」を忘れてしまうのです。

何度、注意しても忘れます。3,4ヶ月たっても忘れます...K君もわざと忘れるわけではありません。今だに勉強はきらいなので、宿題を早くやってしまいたくて、急いでやるので忘れるそうです。せっかく解答があっていても、「ピリオド」がなかったら「✖」になってしまいます。

 慣れない英語のルールに誰もが最初は戸惑い、間違えたり忘れたりしますが、こんなに長期間「ピリオド」を忘れる生徒は初めてで、どうしたものかと悩みました。

 

 そして、勉強嫌いなK君だからこそ効果がでる、ある秘策を思いつきました!!

 

その秘策が成功し、K君は見事「ピリオド」忘れを克服しました。今では「ピリオド」に意識が行き過ぎて、時々「ピリオド」が2つ書いてあったりします(笑)。そんなK君、とってもかわいい~。

 

「ピリオド」忘れを克服したころ受けたテストが、この画像のテストです!

 

92点!!

 

やりました!力強くピリオドも書いてあります。

 

 K君のお母さんからも「1年生のテストだから、普通の子はできて当たり前の簡単な問題かもしれないけど、Kにとっては上出来!!」って喜んで連絡をくださいました。

 

 今では、最初の頃とは見違えるほどスラスラと問題をとき、単語を覚えるスピードも速くなり、だいぶ英語に慣れてきて理解力もどんどん上達しています。

でも...やっぱり勉強は嫌いだそうです...(笑)

 

 嫌いでも、できるようなるんです!

 

 できるようになれば、嫌いなもの(宿題など)をさっさと終わらせ、好きなことに使える時間が増え、テストもいい点がとれます。いいことだらけ。

 

勉強嫌いなあなた!

 

嫌いでも大丈夫。でも、できるようになりたいと思いませんか~?